漫画『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター 作者:冨樫義博)が、24日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)47号より、約3年11ヶ月ぶりに連載が再開された。ファン待望の連載再開で、ネット上では、いち早く読むために深夜~早朝にコンビニなどへ足を運んだ報告とともに、お店で『ジャンプ』の入荷待ちをした声があがっている。

 同誌では、センターカラー含め第391話が21ページ掲載されており、表紙の一部にも「連載再開!!」と告知。ファン待望に連載再開ということでネット上では「ジャンプ入荷待ちで3人くらいいたんだけど、そういうことね」「仕事終了ー!コンビニでジャンプ入荷を待ってますw」「珍しく深夜入荷直後のジャンプが残りわずかと思ったらコレか」「ジャンプ入荷待機勢さすが」などと、ジャンプ購入のため深夜、早朝にお店へ足を運んだというファンの声が続々。

 しかし、深夜の場合はジャンプがまだ入荷していない地域もあり、「ハンターハンター再開初号だけ手元にほしくて、0時と同時に近所のコンビニ走ったけど、「4時ごろ入荷です」「1時か2時ですね」。なんか大の大人が「週刊少年ジャンプもうありますか?」って発言何回もして(うち1回聞き返される)打ちのめされて帰宅」「コンビニ5軒回ったのにどこもジャンプ一冊も入荷されてなかった私はどうすれば」などと購入できなかった人も見られた。

 そんな中でアニメで主人公のゴン役を務めている声優・潘めぐみは、自身のツイッターを更新し、23日夜に「もうそろそろ、コンビニ行く準備するか」とツイート。

 そして数分後、訪れたコンビニにジャンプが入荷しておらず帰ろうとした時、「まだコンビニに届いてないと肩を落として帰ろうとしたそのとき、TOHANのトラックが止まった…!! 私は見逃さなかった…トラックから…ジャンプが降りてきたーーーーッ!!」とし、「店内に戻ると店員さんも「来やしたぜ!」と目を輝かせ…深夜のコンビニでドラマが生まれた…有難う、HUNTER×HUNTER」とドラマチックな物語が起きたことを報告。

 続けて「入荷されたてのジャンプが愛おしいと思うなど…」と、ファンと同じく『H×H』を読むためにお店でジャンプの入荷待ちをしたことを伝えた。

 第391話は、王位継承戦の背後で大激化するマフィアの抗争の物語が展開され、約3年11ヶ月ぶりに連載が再開されたことで、“王位継承編”のこれまでのあらすじを振り返る解説ページも掲載。

 また、センターカラーは連載再開&28日より展覧会「冨樫義博展 -PUZZLE-」が開催されることを記念して、冨樫氏の代表作『幽☆遊☆白書』の主人公・幽助と『H×H』のゴンが登場している。

 1998年に連載がスタートした同作は、主人公の少年ゴンが、親友キルアら仲間たちと旅に出る冒険ファンタジー。現在、未開の大陸への渡航を目指す船の中で、クラピカや幻影旅団のメンバーなど各キャラクターたちの思惑がぶつかり合う「暗黒大陸編」(王位継承編)が描かれている。

 3年11ヶ月前に休載を発表した際、冨樫氏は「次の10週分ネームは出来ているので体調や状況と相談しつつ原稿進めて行きます」とコメント。現在は自身のツイッターで、原稿の進捗状況を随時報告している。なお、最新コミックス第37巻は、11月4日に発売される。

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