すずめの戸締り

すずめが冒頭から小さい頃母親に椅子を渡される記憶が蘇るシーンが繰り返し行われるがその結末は、扉の先で12年後の高校生のすずめが4歳のすずめに渡す。
それは俺たちが見ている世界線のすずめも戸締りを繰り返し行う事で強く逞しくなり、4歳の自分とタイムリンクし同じ様に椅子を渡し今を強く生きろとメッセージを送る。

この作品のメッセージはすずめの様に母親を災害で失に失ったものは計り知れないほど大きいが、それでも前を向き強く生きる事。生きていればそのうち大切な人で出会い、大切な人に愛し愛され幸せな事も待っている。
人生は何よりも生きている事が大切だというメッセージ性のある作品。

喋る猫のダイジン、サダイジンなどの正体は特に明かされない。
特別ネタバレする様なこともない、