ソニーグループのプレイステーション(PS)5=東京都千代田区のヨドバシカメラ マルチメディアAkiba(寺河内美奈撮影)
ソニーグループのプレイステーション(PS)5=東京都千代田区のヨドバシカメラ マルチメディアAkiba(寺河内美奈撮影)
ソニーグループのゲーム事業が苦境に立たされている。主力の家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)5」は、令和2年11月の発売から2年たつにもかかわらず、依然として半導体部品の不足などで需要に供給が追いついておらず、年末商戦での巻き返しは期待しづらい状況だ。米マイクロソフト(MS)のゲーム機「Xbox(ボックス)」との激しい競争やゲーム用パソコン(PC)の台頭、オンラインサービスの会員減少にも直面し、なかなか攻勢に出られずにいる。

「供給が増えてきているとは感じるが、まだまだほしい人はたくさんいる」

ある家電量販大手の販売担当者は、年末商戦を前にPS5の品薄が解消されない現状を嘆く。

https://www.sankei.com/article/20221202-AVUSY6D3VVL4ZIIPNJSO5C3IYY/