人気ゲーム「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズの開発情報をめぐり、インサイダー取引の罪で起訴された有名ゲームクリエイターが初公判で、起訴内容を認めました。

ゲームクリエイターの中裕司被告(57)は2020年、勤務していたゲーム大手スクウェア・エニックスが「ドラゴンクエストタクト」の配信などで、東証グロース上場のゲーム制作会社と提携することを公表前に知り、この会社の株式を買い付けた罪に問われています。

ほかにも「ファイナルファンタジー」シリーズでも未公表情報を元に取引した罪に問われています。

きょう午後、東京地裁で開かれた初公判で、中被告は「公表前にゲームについての事実を知り、株を買ったことは間違いありません」と述べ、起訴内容を認めました。

中被告は、大ヒットアクションゲーム「ソニック」シリーズを開発した「生みの親」として知られています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/440dee8843c311d50396130f21e968bc9acf5807