食後に眠くなるのはなぜ?SNSで話題の「ドカ食い気絶部」の危険性とは
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食事を一度にたくさん摂ると、血中のブドウ糖が急増し、血糖値が急上昇します。
この異常な量のブドウ糖に対処すべく、過剰なインスリンが分泌されるので、今度は血糖値が急降下します。
この血糖値の急な乱高下を「血糖値スパイク」といいます。

血糖値の急降下によって低血糖状態になり、脳に糖分が行き渡らなくなると、眠気や倦怠感が訪れるのです。

こうした食事(それこそ、ドカ食い)を続けていると、血糖値スパイクが慢性化する恐れがあります。
そうなると、高い血糖値を下げるために、大量のインスリンが常に働いている状態が続くため、細胞が「インスリンの作用に対して抵抗性を獲得してしまう」のです。
すると今度は細胞がブドウ糖を取り込めなくなって血糖値を管理できなくなり、脳や体のエネルギーレベルが低下。
強い眠気や疲労感が常態化し、最終的には、糖尿病を引き起こす危険性があるのです。