同社によると、ソニーグループの家庭用ゲーム機「プレイステーション5」専用ソフトとして発売された
FF16の発売後1週間の販売本数は世界全体で約300万本。発売初日だけで約500万本を売った前作と比べて
売れ行きは大きく落ち込んでいた。

 ファミ通の調査では、前作FF15の発売後2週目の販売本数は7万2545本とやはり初週比で約9割減少して
いた。今作では2週目の販売復調が期待されていたが前作と同様に9割減となった。

  東洋証券の安田秀樹アナリストは「大変厳しい結果で、これ以上の売り上げの積み上げは価格を大幅に下げ
ないと不可能だろう」と分析する。「失敗の大部分は、事前の宣伝、そして実際のゲーム自体が過去のファイナル
ファンタジーからあまりにもかけ離れていて、消費者を置き去りにしてしまった結果」と指摘した。