「ブルーアーカイブ」への規制強化に反発したファンの署名によって
韓国のゲームレーティング組織による約7700万円の不正流用が発覚
https://gigazine.net/news/20230707-blue-archive-korea-grac/

韓国でゲームのレーティングやチェックを行うゲーム物価管理委員会(GRAC)が
約7億ウォン(約7700万円)を不正に流用していたことが内部監査によって判明しました。
この内部監査は約5500人が署名した嘆願書によって行われ、その署名者の多くが
スマートフォン向けの学園RPG「ブルーアーカイブ」のファンだと報じられています。

事の発端は、2022年10月にGRACが韓国国内における「ブルーアーカイブ」の年齢区分を
「15歳以上」から「18歳以上」に引き上げることを決定したことでした。

しかし、この対応に納得のいかないユーザーはGRACに対して強い不満を抱きました。

そんな中、GRACに対する調査と公的監査を求める請願書が提出されました。
GRACが構築したレーティングに関わるシステムが正しく機能していないという指摘に
提起されたもので、GRACに不満を抱く「ブルーアーカイブ」のファン5489人が署名を
行っていました。

その結果、GRACへの監査が行われ、2023年6月末に韓国の文化体育観光部は、
GRACが約7億ウォン(約7700万円)を不正に流用していたと発表しました。
GRACは作業を完了していないのに業者に代金を支払ったり、虚偽の資料を作成したりと、
組織ぐるみで不正行為を行っていたとのこと。この不正な業務は、新しいレーティング
システムやそれに基づくブロックチェーン関連サービスの検証で行われていたそうです

(´・ω・`)