昔の英語は簡単だったんだね(´・ω・`)

大学入試の英語、30年で激変 止まらぬ難問化

1989年の共通1次試験では、総単語数は2728語、1分あたり27.3語を読んで解答すればよかったのに対し、
2023年の大学入学共通テストでは、総単語数は6014語、1分あたり75.2語の処理スピードが求められています。

リスニング問題の難化も顕著で、よりナチュラルスピードに近い英語を聞き取る能力が問われるようになっています。
当初は分量が少なく語彙も易しい出題でしたが、
最近の出題ではアメリカの公共ラジオであるNPRのトークショーが音源に使われるなど、知的な会話を聞いて理解する力が求められています。

英作文問題も難化しています。「漁業産業への助成金」「芸術への資金助成の是非」など、
その内容を引用しつつ自分の意見を論述するという高度な英作文が出題されています。
つまり、学術論文の書き方の基礎を押さえておく必要があるといえます。