https://news.yahoo.co.jp/articles/40e433a1ad1aa32ad817bd9e412a38cf6c24de3c
もう1つ、筆者が体験したコンテンツが「スジモンバトル」だ。
「龍が如く7」では「スジモン図鑑」という情報を集めるのに特化していたコンテンツがあったが、それをさらに進化させ、
スジモンを集め、育成し、戦わせることができるのが「スジモンバトル」となっている。
 本作では、本編のバトルで敵を倒すと、時々仲間になりたそうにその場に残る敵がいる。
そんな彼らに話しかけて、お歳暮を渡し、誠意を見せることで「スジモン」として仲間にすることができるのだ。
 仲間にしたスジモンは育てて強化することができる。
例えば「スジテイン」というアイテムを使ったり、「スジモンバトル」をするとスジモンに経験値が入りレベルが上がっていく。
この部分はスタンダードなRPGに似たシステムだ。
 さらにダブったスジモンを使うと覚醒させることが可能で、限界まで覚醒したスジモンは進化もできる。
覚醒に必要なスジモンの数は覚醒数に応じて増えていくので、進化させるのは相応にやりこみが必要そうな印象だ。
 そしてスジモンを育成するとスジモンバトルが楽しめる。街中にはスジモンを育てているNPC・スジモンマネージャーが多くおり、話しかけるとその場で「スジモンバトル」が始まるのだ。
 「スジモンバトル」は最大6体のスジモンを組み合わせたパーティで挑める。
前衛3体、後衛3体という構成で、攻撃できるのは前衛3体のスジモンのみだ。
 場に出ているスジモンたちの素早さの合計により増加値が変わる「SP(スジモンパワー)」が10になると攻撃ができる。
連続で自分のターンになることもあれば、逆に敵のターンが続くこともある。
自分のターンにできることは、1度だけ任意にスジモンの位置を入れ替えられる交代と、どれかのスジモンで攻撃することだけ。
スジモンで攻撃するとSPを消費し、強力な攻撃はSPを大きく消費するため自分のターンが回ってくるのが遅くなり、
逆にあまりSPを消費しない攻撃であれば連続して自分のターンが回ってきやすくなる。
 またそれぞれのスジモンには5つの属性があり、それぞれに得意属性・苦手属性が用意されている。
この属性を考えつつ、どの属性を持ち、どんな攻撃範囲のスジモンで敵を攻撃するかがスジモンバトルの醍醐味だ。
 さらに戦闘中「MP(マネージャーポイント)」が溜まると、それを消費して必殺技を指示することもできる。
強力な攻撃や味方を回復するものなどもあり、使いどころを見極めればバトルを有利に運ぶことができる。
 そして「スジモンバトル」に勝利するとスジモン関連コンテンツに役立つアイテムが入手でき、さらにスジモンたちを強化できるというサイクルになっている。
 そこで入手できるアイテムの1つが「ガチャチケット」だ。
本作にはスジモンのガチャがあり、ゲーム内で稼げるお金か、チケットでガチャを回すことができる。ノーマルなスジモンガチャに加え、レアなスジモンが出やすいガチャなど、いくつかのガチャが用意されていた。
街中でのスカウトと、ガチャの組み合わせでスジモンを集めて行くのが良さそうだ。
 そして、スジモンの「ジム」というコンテンツも登場するようだ。
今回はそこまで体験できなかったのだが、どうやら本作には複数のジムが存在しており、それぞれを制覇することでスジモンのレベル上限が解放されるという要素があるのだという。
もちろん、そこには物語も用意されているとのことなので、最終的にはスジモンを集め、育成し、バトルを乗り越えて、ジムを制覇し、名を上げていく、そういった遊び方になりそうだ。
 スジモン関連コンテンツはこれだけではなく、最初に紹介した「ドンドコ島」を進めていくと解放される「ドンドコファーム」というコンテンツにスジモンを派遣して素材を集めさせたり、
スジモンのレベルを上げるという要素もあるそうだ。
 また春日限定のジョブに「召喚士(スジモンマスター)」があり、そのジョブにすると仲間にしたスジモンをバトル中に召喚して戦えるということだ。
ここではほぼすべてのスジモンを連れていけるとのことなので、コレクションのしがいもあるというものだ。
 繰り返しになるが「ドンドコ島」も「スジモンバトル」は本作のメインコンテンツではない、サブ的な遊びの1つだ。
だが、これだけで1つのゲームと呼んでもいいほどの、システムの深さとボリューム感を感じたのもまた事実である。
 今回体験できなかった要素に巨大なボスとの戦闘や、「エンディングノート」の体験などもあり、改めて本作のボリュームがシリーズ最高であることを改めて感じた。
ぜひ本作が発売されたらこれらのコンテンツもガッツリと遊んで欲しいと思う。