ソニーグループ<6758>は、11月9日、第2四半期(23年7~9月)のPlayStation5(PS5)の販売台数について、前年同期比48.5%増の490万台だったことを明らかにした。第1四半期の実績330万台と合わせて上期合計で820万台を販売したことになる。通期計画2500万台の進捗率は33%にとどまったが、従来計画の据え置きとした。
同社では、「PS5」の新モデルや「PlayStation Portal リモートプレーヤー」を年末商戦に投入することに加えて、販促施策を行って販売台数を伸ばしていく考え。十時裕樹社長は、「かなり高い目標であることに変わりはなく、簡単には到達できない。収益性とのバランスにも注意したい」とコメントした。

収益性とのバランスについて質問を受けると、「ゲーム&ネットワークサービスで、営業利益のガイダンス(2700億円)を開示しているが、これをきちんと守るということだ。営業利益がガイダンスを極端に下回る覚悟をしてまでプロモーションやディスカウント販売を行うつもりはない」と述べた。

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