PS5 Proの概要および仕様とされるものを抜粋すれば、

PS4 Proのように性能を向上した中間世代モデル。PS5と互換性を保ちつつ、表現が向上する。
開発名は Trinity (既報)
GPU性能向上。より大きく(演算ユニットが多く)、高速なシステムメモリを利用でき、レンダリング性能が約45%向上
レイトレーシング性能向上。 アーキテクチャを更新して2倍から3倍、場合によっては4倍高速
カスタムの機械学習(ML)アーキテクチャ。性能は8bitで300 TOPS、半精度(16bit)で67TFLOPSなど。
ML性能を活かして、独自の超解像技術 PlayStation Spectral Super Resolution (PSSR)が利用可能。NVIDIAのDLSS、AMDのFSR、IntelのXeSSに相当。
内部的に低い解像度で描画したのち、AI超解像で高精度に引き伸ばすことで、高解像度と高フレームレートを両立する
現行SDKでは最大4K、将来的には8K対応。HDR対応。タイトルごとのトレーニング不要

また Insider GamingのTom Henderson氏は、

メモリ帯域が現行PS5より約28%向上
CPUコアについては原則現行のまま、GPUをやや下げてCPUクロックを約10%向上するモード追加
オーディオ処理性能が35%向上、Convolution reverbやFFT / IFFT処理速度が向上。ゲーム内の環境にあわせて反響を処理するなど、リアルタイムオーディオ演算が早く/軽くなる
といった追加情報を伝えています。

そのほかハードウェアまわりについては、小型化した現行の新PS5と同じ着脱式UHD Blu-rayドライブに対応など。

発売はターゲットが2024年末とされています。タイミングをあわせたゲームタイトルとしては、マルチプラットフォームながら超大型の『GTA VI』とあわせた施策が以前よりうわさになってきました。

GTA VIは予告編がハッカーの手で流出したために前倒しで正式公開するなど騒ぎがありましたが、発売は2025年予定とされています。

GTV VIとの強力なタッグで売り出すならば、ゲームタイトル側のタイミングでPS5 Pro(仮)も出てくるのかもしれません。

https://www.techno-edge.net/article/2024/03/18/2991.html