http://www.4gamer.net/games/138/G013812/20120824079/

4Gamer:
 “驚き”というお話がありましたが,思い入れのある主役級のキャラクターが次々と死んでしまうのも,ダンガンロンパの魅力(?)というか,大きな特徴ですよね。

小高氏:
 ダンガンロンパを“推理もの”として企画したとき,最初に思ったことは,まさに主役級のメンバーが死んでしまう驚きやドキドキ感を出してみたいってことだったんです。
例えばですが,「金田一少年の事件簿」や「名探偵コナン」って,いつものメンバーは絶対に死なないじゃないですか。でも……。

寺澤氏:
 美雪や蘭ちゃんが死んだら,それはもう凄い驚きだよね(笑)。

小高氏:
 うん。誰が死ぬか本当に分かわからない,主人公ですら危ういというドキドキ感は,必ず面白さにつながると思っていました。
ただそのためには,登場キャラクターの全員がキャラ立ちしなくてはならないという問題もあって。
超高校級というプレートを付けてみたり,キャラクターが際立つような工夫を考えていきました。

4Gamer:
 一般的な推理ものというと,トリックが主役になりがちで,それをどうやって解き明かすかという話になりやすいですよね。
一方で,被害者はどこの馬の骨ともわからないゲストキャラクターだったりして,感情移入しづらいことが多い。

小高氏:
 ダンガンロンパはそうではなくて,「事件に巻き込まれるのも主人公たちである」という話にしたかったんです。