>>363
『クリムト・バンジークス卿がすべて告白した<<遺書>>が存在する』
「アソーギ・ゲンシンが告げたそのヒトコトが・・・・私を狂わせた」
「なんとしても、処分しなければ・・・・そう思ったのだ」
「・・・・しかし。ヤツの独房を捜索しても、<<遺書>>は、見つからなかった・・・・」
ホームズ「だからこそ。キミは、あの<<脱獄計画>>を実行したのだね?」
ナルホド「ど。どういうことですか・・・・!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あの<<遺書>>を、確実に手に入れる。私にとっては、それがすべてだった」
「脱獄となれば、ヤツは必ず、それを身につけて出てくる・・・・そう考えた」
「しかし。あの墓場で、ヤツの死体を探っても・・・・<<遺書>>はなかった」
「・・・・まさか。“カタナ”の中に隠されていたとはな・・・・」

やはり、元からバンジークスはゲンシンを生かす気なんてさらさらなくて、
ジゴクは<<脱獄計画>>に説得力を持たせるためのダシ程度の役割でしかなかったように思える
しかしクリムト死亡後も数日ゲンシンは自由に動いてたのに、
なんでそこまでゲンシンが独房まで遺書を持ち込んでると信じて疑わなかったんだろうか