【ドゥルクの死ぬ間際と死んだ後の言動と行動】
真宵が人質になったすぐ後のこと、霊廟に監禁されていた真宵の前にドゥルクが現れる。

ドゥルク「おい。おじょうちゃん。起きろ。」
マヨイ「う、ううううん。‥‥あ!(この人たしか革命家の‥‥)」
ドゥルク「助けに来てやったぜ。」
マヨイ「ど、どうして?」
ドゥルク「インガの野郎が最近、何か企んでる様子だったんでね。調べてみたら案の定、あんたが行方不明だっていうじゃねえか。」

逃げ出そうとするところでインガがドゥルクを数発撃つ。
ドゥルク「このオロカモノめ。こんなおもちゃで‥‥龍を殺せると思ったかァッ!」
謎の気合いでインガが逃げる。
ドゥルク「あ、あんた霊媒師なんだろ?お、俺が死んだら‥‥俺を霊媒するんだ。」
ドゥルク「そんなロープくらい、俺なら簡単に引き裂けるぜ。」

おまけに日本に行きたがるドゥルクの願いを聞いて真宵が霊媒。
ドゥルクがどうにかして来日、洞窟探検やって日本の裁判終了後、ナルホドがオドロキ・ドゥルクと合流。
ナルホドが清木から「真宵が日本にいない」「さるお方とクラインにいる」と聞かされたことを伝える。

ドゥルク「おい。ナルホドー。そのマヨイとかいう霊媒師の娘。あんたが以前に弁護したというダンゴ頭の娘か?」
ナルホド「はい。そうですが。」
ドゥルク「なるほど。そういうことか。‥‥話が見えてきたぞ。ナルホドーよ。マヨイは無事だ。絶対に安全な場所にいる。」
ナルホド「‥‥へ?」
ドゥルク「くっくっく。すべてがフに落ちたぞ。”さるお方”とはヤツだったか。バカな男だ。俺が日本に来ていると知らなかったのだな。」
オドロキ「ドゥルク。1人で納得してないで何かわかったなら教えろよ。」

インガがナルホドに電話。「法廷のやりとりは聞いていた。霊媒師が秘宝を解く鍵だったとは」と言い、真宵安否の脅迫をナルホドにほのめかす。
電話の途中で無理矢理ドゥルクがナルホドと交代。

ドゥルク「よお。元気かい?」
インガ「誰だ?」
ドゥルク「お前の大嫌いな龍だぜ。ちょいと日本に旅行に来てるんだ。‥‥クライン王国法務大臣‥‥‥‥インガ・カルクール・クラインよ。」
さるお方の正体を知って「な、なんだってー」状態のナルホドとオドロキ。
インガ「‥‥!き。キサマは‥‥ドゥルクなのかッ?な、なぜキサマがッ!どういうことだッ?」
ドゥルク「ちょっとした余興ってやつさ。それにしても‥‥さっきのはたいしたハッタリだったな。お前にはもうマヨイはどうこうできないはずだろ?文字通り、手も足も出せないはずだ。」
インガ「くッ!」
オドロキ「(何を‥‥言ってるんだ?)」
ドゥルク「秘宝のことはあきらめるんだな。」
インガ「‥‥‥‥‥‥くっくっく。人質がマヨイだけとでも思ったか?」
ドゥルク「なんだと?」
インガ「キサマの≪大切な人≫も、私の手の内にある。私はいつでも好きなときに、手を下すことができるのだぞ?」
ドゥルク「!‥‥‥‥‥‥。」
インガ「ふふ。おとなしくなったねぇ。明日、午後3時。ガラン宮殿、アマラの霊廟に来い。キサマ1人で来るんだ。時間キッチリにな。人質は秘宝と交換だ。」
ドゥルク「‥‥‥‥。」
オドロキ「ドゥ、ドゥルク。どうなってるんだよ?」
ドゥルク「聞いただろう?すぐにクラインに向かう。」
オドロキ「ええッ!どういうことだよ!」
ドゥルク「説明はあとだ。」
オドロキ「だけど明日って‥‥間に合うのか?飛行機だって取れるかどうか。そもそもドゥルクは指名手配犯で、飛行機に乗れないし‥‥。」
直後に「その心配はない」と便利屋ミツルギ登場で全員でクラインへ。

・行方不明なことを調べて真宵を助けに来たはずなのに、ナルホドに直接聞くまで真宵を探してるのを何故か知らなかった龍屈おじさん。
・法廷のやりとりを聞いてた割にはドゥルクが日本にいる情報を微塵も知らなかったインガ。
・嫁や子供がクラインにいるのに下手にインガに情報曝け出して煽るだけ煽ったせいで、簡単に屈してる自爆龍屈おじさん。
・飛行機乗ってる移動時間とかあっただろうに結局自分で説明しなかった龍屈おじさん。

不可解だらけ