>>939


ナルホド
「あ、あれが革命家ドゥルク‥‥!」
カカリカン
「逃がすなー! 追えー! 」
マヨイ
「たしか、奥さんのアマラさんを
 殺害した罪に問われて、」
「クライン王国中で指名手配されて
 逃げ回っているひとだよね?」
ナルホド
「うん。まあ。」
マヨイ
「でも、なるほどくんが弁護したら、
 きっと無罪になれちゃうよ!」
ナルホド
「ぼくだって、誰から依頼されても
 弁護するワケじゃないよ。」
マヨイ
「え? どうして?」
ナルホド
「マヨイちゃん、覚えてない?」
「昔、無罪だと信じていた被告人が、
 実は罪を犯していた事があっただろ?」
マヨイ
「ああ、あったあった!
 あの事件、大変だったよねー。」
「おかげで期間限定のサバみそらーめん、
 食べそこねちゃったもん。」
ナルホド
(おいしいのか? それ・・・・。)
「あれ以来、被告人の目を見てから
 弁護するか決める事にしたんだ。」
「だから、ドゥルクさんを信用出来るか
 どうかは、まだわからない。」
マヨイ
「ふーん。」
「でも、あたしにはドゥルクさんが
 犯人だとは思えないけどなぁ・・・・。」


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