そういやカードの確認といえば、リボルトでは密命という能力が作られたが、
これは発想としては面白いが、ゲームを普及させる面である問題点があったと思う。
(ブリードカードも同様の問題点あり)

その問題点は「大会をやりにくくしている」ということ。
カルドセプトの試合を観戦するときって「ここでそのカードを引いてくるか」と思うところで盛り上がったりするが、
それは引いたカードを対戦者と観戦者全員が確認できるという前提がある。
そしてもし全てのカードが確認可能になっているならば、
「対戦者・観戦者・実況解説者全員が同じ部屋にいてもよい」という条件で大会を行える。
多くのカードゲームや麻雀などであれば対戦者は隔離された部屋へ行き、
歓声(orざわつき)も実況も聞こえない状況でプレイしないといけないだろうが、
カルドの場合密命などが無ければその制限が必要なくなる。
つまり大会を行う会場の確保がしやすくなるはず。

リボルト発売時はeスポーツって言葉もほとんど使われてなかったししょうがなくはあるが、
(オンライン対戦がメインという前提だっただろうし)
大会を行うことを考えたら惜しい仕様というしかない。
過去作のような全国大会が行われなかったのもこれが原因かもしれない(禁止カードにする手はあるが)。