玄真が死亡した後、遺書捜したが見つからなかった。
そもそもハッキリしないし最初から存在しなかったのでは?という推論に至り捜索は打ち切られた。
もし日本まで来てたら、狩魔の存在にも手が及んだかもしれない。
クリムトはそもそも玄真が捕まるとは想定してない。
ミテルモンの件は後々の流れに過ぎない。
遺書のインクが手についた。これはわざとなのか、偶々なのかは分からない。
拭わずにあえてそのままにした。それは玄真がもつ遺書が自分が書いた本物だという証のためだ。
遺書は公開されるまで玄真以外にその存在をぼかす必要があった。出来るだけヴォルテックスの手が及ばないために。