過去編で大神を内通者に選ぶ経緯が書かれていなかったのはね
「大神さくらなら必ず希望側につく」と言うのが選ばれた本当の理由だから
つまり大神が口火を切る事をモノクマは本気で要求してなかった事を書かなければならないから
更に言うなら「口火を切るとしたら舞園さやかだろう」をも連想させる話をしなければならないから
モノクマと大神の会話ってよく見ると「16人目の高校生は存在しない」と言う嘘をつく場面だったじゃない
「まさか彼女が口火を切るとは思わなかった」も嘘で
「もし誰も口火を切らなかったらキミに口火を切ってもらう」も唯の冗談だったんですよ
あの会話はモノクマが超高校級の嘘つきだと言う事を示す場面にしか過ぎない
ターゲットの指定をしなかった本当の理由も
「大神さくらに殺人など出来ない」と思われていたから
そもそもゼロで苗木と霧切を要注意人物扱いする江ノ島達の話が書かれているのに
この2人をターゲットに指定する事で万全の体制を敷く真似を大神に要求しなかったのも
「大神さくらに殺人など出来ない」と言うのがモノクマの本心に因んだ措置
そして「大神さくらに推理ができない」というのも内通者に選んだ理由
先述の写真達がひとりでに設置されるのが何を意味するのか理解できないままだから
記憶操作されているという事を苗木達に認めさせるための小道具が写真達の正体にしか過ぎない
「何故記憶操作が出来たのか」という質問に答えなかったのも
「ダンガンロンパはフィクション」に繋がる解答だから出来なかっただけの話
そしてこれの解答に繋がる描写がV3にはある
キーボの体液と人間組の体液が同じだと言う事
そして2とv3のツウシンボではメカの七海とキーボも数に入れていた
これらが何を意味するかわかりますか?
苗木達はホムンクルス、つまり人造人間だ
だから記憶操作が通用する、だから「設定」通りに最原達は動いていた
アルターエゴ技術は本編で提示されたレベルをも凌駕するレベルまで進化していた
まるで本当の人間かのように振る舞えるレベルにまで進化していた
ただしそれはフィクションの世界の中でのみの話だ
簡単に言うと何もしなくてもひとりでにキャラが動き出す状態に近い技術
「設定」と言う名のコンソールを用意するだけで動き出すAIキャラが集う世界
それがダンガンロンパシリーズ世界なんだ
V3エンディング画面が映画館を彷彿させる画面だったことと
無印エンディング画面にテレビが登場するのもそのためだった
つまり苗木達もモノクマもモノミや七海やキーボと同じマシーンなんだ
苗木達人間組は「人間」と言う名の「設定」で稼働しているマシーン
モノクマは「操縦されている存在」と言う名の「設定」で稼働しているマシーン
モノミと七海とキーボは「機械」と言う名の「設定」で稼働しているマシーン
つまり苗木達はAIが搭載されているホログラムなんだ