指原卒業で未来人48さんが執筆を終了したと思っていたが再開してくれて嬉しい。

指原視点で描いたこの小説は、反指原派(著名人を含む)への鎮魂歌であり
反指原派と指原派に分裂した48Gファンを再統合する役割を果たす作品だと思う。

指原に関する色々な人たちの様々な意見を聞いた結果
「王道アイドルでない指原が3連覇した理由」は以下の3つだと私は思う。


@ 48Gファンは指原のオンリーワンの才能を評価したから

指原はバラエティでMCができる。
今までバラエティでゲストとして定着したアイドルはいたが、ゲストを回せるアイドルはいなかった。
この点を指摘する人は少なくない。


A 48Gファンは前田敦子卒業後に新エースを作らないという選択をしたから

2013年の第5回総選挙は「前田の後継者を立てるか?」「集団指導体制でいくか?」
という路線選択選挙だった。

前者を選択した人は大島優子と渡辺麻友に投票して、後者を選択した人は指原に投票した。
そして後者を選択した人のほうが多かったから指原が1位になったのだ。
スネに傷のある指原なら1位になっても48Gのエースになる恐れはない。

実際、指原は総選挙シングルと卒業シングル以外はAKBのセンターにならず、
その結果AKBはセンターが固定せず、現在までエース不在が続いている。

48Gファンは前田卒業後に野球の永久欠番のように48Gのエースの座を空位にして
前田の早すぎる卒業を惜しむ気持ちを表現したのだと思う。

この点については指原もある程度自覚しているようで、2015年9月6日のスポニチのインタビューで
「指原センターは年に一度の風物詩」「私はエースではない」と述べていた。