劇団れなっちオーディションは脚本側の意図が読み取れてなくてダメかな

■演技の間の話!(劇団れなっちオーディションより)
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> まず最初の部分を見て行こうか。
> ロミオが「悪態をつく姿も美しいなジュリエット」って言ってるよね。
> つまりジュリエットが悪口を言っているところをロミオが
> ちょうど目撃したシーンだということがわかる。
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> そしてジュリエットは「なんか変だぞお前」って言ってるよね。
> 「お前」というのは男勝りな子が使う言葉だね。なのでここからジュリエットは
> 男勝りで態度の悪い、口の悪い女性であるということがわかる。
> よってその辺を意識して演技出来ていない人は不合格。

> これ、テンポの良さからしてわかるように、コメディなんだよね。
> つまり終始早口で情熱的にまくしたてるロミオに対して、
> ジュリエットが間髪入れず言葉を返す、その様子が面白いでしょう?
> っていうのが脚本家の意図で、正に漫才、しゃべくり漫才の間なんだけど、
> みんなシリアスな愛の告白シーンと勘違いしてしまっていたんだな。
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> 具体的に言うと「ごめん、聞き取れなかった」や「なんて言ってるんだ?」という部分を、
> ゆっくりと、弱々しく言っている子達が沢山、掃いて捨てるほどいた。
> でもこの部分、ジュリエットはすっとぼけるように調子良く言っているんだよね。
> 「・・・・・・・カメラ、カメラ」の部分もそうでね。これジュリエットがボケているのに対して、
> ロミオが話を遮るようにツッコんでいるんだけど、この笑いの間、
> 演技の間をみんな理解出来ていなかったね。