>>140
それなら、多くの人も同様に不満に思ってる。
1話で非常に印象的に、卯月のアイドルへの憧れ、凛が何かを見つけようとアイドルになる決心、
そしてそれらにかかわる「笑顔」というキーワードが示されたのに、後の話では結局回収されなかった。

各ユニットについてはおおよそコミカルに、日常の活動のちょっとしたアクシデントとその解決が描かれ、
中には完成度の高い回もあったけど、主人公格の卯月凛未央に関しては3話でステージに立つまでが
アイドルらしい目の前の目標に挑み達成する姿として描かれた一方で、それを「魔法にかかっていた」として
6・7話で否定した後は何を目指すのか描かれなくなった。

ラブライブ!が廃校阻止という目標を掲げてそれへの手順を積み重ねていったことや、ゲッサン連載の
ミリマスコミックがアイドルとして上を目指していく過程での悩みや友情をスポ根的に生き生きと描いている
のに比べ、希薄に見える。

2クール目では組織内のいざこざから自分たちの居場所を守るという一応の目標が示されたものの、
「アイドルとは何か」という価値観の根本的に異なる相手との闘争であり、基本的にはアイドルとしての
目標を目指す話ではなく、妨害を振り払う話。そしてそれも最終回において決着させなかった。

いろいろおかしな点があるこのアニメだけど、>>141の言うような絶賛派がそこかしこにいて、サイトによっては
そういう人たちが多数派としてレビュー欄を埋め尽くしている。
でも、「その理由は何?」とか「これはおかしいんじゃないの?」とか聞くと無視するから、実際に何らかの
価値を見出したわけではないんだろう。。