坂上プロデューサーは、日本でのアイドルマスターシリーズについて、「ゲームで出発し、アニメ化され、デジタルアイドルのCDの発売、声優によるコンサート開催というビジネスを展開。
幸い日本国内ではその斬新さで好評を博し、コンサートも多数開催、アイドルの数は200人以上、楽曲の数は300を超えている。
この作品をどう海外に展開すべきかを考えていたときに、このままの形で海外に展開するのではなく、もっと違う形で展開できたほうが良いのではと考えていた。
ゲーム、アニメなどの世界に閉じこもるのではなく、もっと新しい展開をしたいと。
そんな時にIMXの孫代表から実写ドラマの相談を受けた。
アニメなどの原作をベースにした実写化の相談でしたが、打合せをしている中で、実写であり、韓国ドラマなのだから、韓国の皆様により楽しんでもらえる作品にするためには、
原作のまま作るのではなく、新たに韓国に向けたアイドルマスターを作るべきなのではという考えに至った」という。

さらに、「今回のドラマは実際の若者たちがオーディションを受けアイドルになっていくプロジェクトである点、そして実写のドラマを作るという点で、ドキュメンタリー的な要素とフィクションの要素の両方が存在するという点がエキサイティングなポイント。
この挑戦を、僕としてもアイドルマスターというコンテンツとしても、ぜひ韓国の皆さんに楽しんでいただきたい」とした。


Amazonプライム・ビデオのジェームズ・ファレル氏は、Amazonがオリジナル作品を選定する際の重視するポイントを、「視聴者が喜ぶ作品であることと、他にはない特別でユニークな番組を作ること」と説明。
「アイドルマスター.KRは韓国ドラマとして初めて本格的なパートナーシップを結んだ作品ですが、日本の素晴らしい原案に、世界的に愛されている韓国ドラマ、K-POP アイドルを融合させたパーフェクトなコンテンツ。
アイドルマスターが2005年にゲームとして初めて世に出た時、ファン自体がプロデューサーとしてアイドルを応援するというスタイルがとても斬新でしたが、このドラマ化がされる際にも、ファン参加のもとオーディションも行なわれるという点がユニークでクールだと思いました。
Amazonのサービスが提供される世界の国々の視聴者に、この作品を見てもらえることを嬉しく思っています」とコメント。