カリューの話聞きたい人が居るようなので昔話しますね。

当時は錠剤派とカリュー派に別れてて、錠剤派の方が圧倒的に多かった。
カリューの成分はジヒドロコデインとマレイン酸クロルフェニラミンだけしか入ってない。
1包の成分はコデインが10mg、一箱に18包入ってて、1000円で買える薬局もあれば1800円で売ってるとこもあった。
エフェもカフェインも入ってないので、ひたすらマッタリするだけである。
その分変な焦燥感や切れた時の不快感も無い。
覚醒感がまったく無いので不人気だったが、カリューの愛好者はコデインの嗜み方をわかってる「上級者」と言われていた。

カリューの価値が一気に上がったのは、リタリンとのカクテルが徐々に認知され始めてからである。
自分も経験者だが、得られる恍惚感と多幸感は非合法レベルの効果である。ブロン単体の効果など素面に等しいとすら思えた。
(しかし、当時(薬板の頃)はリタリンスレとブロンスレで住人がまったく違っていたためこのカクテルを知ってる人はごく僅かだったと思われる)
この情報が広まったのはブロンスレであったが、リタリンの入手難度は高く実践にまで至らなかった人が殆どである。

しかしながらカリューの成分がコデインのみというスペックは、カクテルベースとしては市販薬で一番重宝されるようになった。
大麻等のハーブ系と合わせても良かったし、眠剤をスニってる人達にも人気があった。
販売中止になった理由は市販薬として適切では無い成分が入っていた為とのこと(?)