「うぇいよー!」UZIインタビュー 3つの顔を持つラッパーの正体
http://kai-you.net/article/36645

──ヒップホップはその頃から聴きはじめてたんですか?

UZI: 高1からです。高校は上の先輩がみんな悪くて、1個上の人ら50人くらいが一気に落第して、俺らが高1になった時にその代と一緒になったんです。
そいつらが悪い事を教えてくれたんですよね。
風邪薬を一気飲みするのが流行ったんです。せきどめの錠剤「ブロン」ていう製品があって、1回3錠とかのものを30錠くらい飲んだり。
あとは「ロビタシン」っていう液体を飲むとか。

──どういう状態になるんですか?

UZI: 「ブロン」にはエフェドリンとコデインっていう成分が入ってて、大量に摂取すると集中力が増して、たばこがマジうまくなるんですよ。
錠剤だとうんこが出にくくなって、かわりに真っ白なコロコロのうんこが出るんです。
飯も食えないから「不健康だ」ってなって、液体に戻そうぜって成分を研究したら「トニン」っていう咳止め液が良いぞってわかったり。

──研究されたんですね(笑)。

UZ: それで勉強にハマれて、1年間ブロンを飲みまくりながら、人生で一番勉強し狂った。
それで慶應大の法学部政治学科に入れたんです。
現在のブロンはキマる成分が調整されて効き目は薄いです。