東京医科歯科大学の資料から:  

<極度な逸脱行動をとる統合失調症患者への対応>

・ 常識から極度に逸脱した言動の背景には、体系付けられた妄想構築もしくは非常に病的な不安の存在が推測される。

•  このような統合失調症患者の逸脱行為に対しては、しばしば防御する手立てがほとんどない。

•  受容的傾聴は、妄想や依存を強化してしまうこともある。

•  精神科主治医による介入・コンタクトは重要だが、万能でない場合がある。

•  最悪の場合、精神病状のさらなる悪化を待って、法的な措置に期待するという選択肢も考慮すること。