ハウス加賀谷さん 薬を飲んでも中々良くはならなかった「組織のスナイパーが僕を狙ってるんだ」


加賀谷は仕事の現場では頑張り続けた。芸人の職を失いたくなかったからだ。

 「面白い、と評価されていくのはうれしかった。でも、実は私の中に自分を嫌い、『こんな体、ぶち壊してやる』という思いもあり、頭が矛盾でいっぱいでした」

 人気が出るほど、自己矛盾が膨らんだ。ついに、自殺するつもりで、薬を大量に飲んだ。卒倒して、半日後に目を覚ました。

 次第に、仕事の時間が来ても、起きられなくなった。遅刻をして、みんなに謝った。

ついに幻を見た。自室の外から心配そうにのぞき込む松本。ライフル銃を向けるスナイパーも現れ、一人でおびえた。

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20150521-OYTEW54950/