ハウス加賀谷 統合失調症の末に自殺未遂を起こした過去

加賀谷は中学2年生のときに統合失調症を患い、幻聴や幻覚に悩まされ続けていた。1年間のグループホーム生活を経て、精神科に通いつつ、かねてからの夢だったお笑いの道を志すようになったそうだ。

加賀谷が当時患った病状は重かったという。あるとき、仕事へ出かけようとしたとき、ふと「忘れ物したかな?」と部屋の中を振り返り、
「大丈夫だ」と思い直して再出発すると1時間半も経過してしまっていた。こうした時間感覚の消失により、加賀谷は遅刻が増えて人に迷惑をかけてしまった。

自殺未遂を起こしていたと告白したのだ。「えーい死んでしまえ!」と衝動的に思い立ち、薬を大量に一気に飲み込んだそうだ

加賀谷は当時の自身の心境について、「その当時、自分が嫌いだった」

「国の金で補助されて国の金にお世話になる自分が情けない」

「薬を飲まないと毎日生きていけない自分が情けない」

「どこかに、精神病を持っているという自分自身を受け入れられていなかったんだと思います」と振り返っていた。