堀江貴文「手取り15万以下は滅多にいない貧乏人!日本が終わってんじゃねえ。おまえが終わってんだよ」
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ホリエモン「お前が終わっている」発言に見る、日本経済が「本当に終わっている」理由

 自身の安月給を嘆き、「日本は終わっている」と主張したネットの書き込みに対して、
ホリエモンが「お前が終わっているんだよ」と辛辣に批判したことがちょっとした話題となった

ホリエモンは自身のTwitterでこの発言を取り上げ、「日本がおわってんじゃなくて、『お前」が終わってんだよ」と一喝。
この発言がネット上で一気に拡散した

ホリエモンの意見は典型的な自己責任論ということになるだろう
では現在の日本における賃金水準については、どう評価すればよいのだろうか。

 日本における給与所得者の平均年収は367万円だが(国税庁調べ)、この数字は、多少の上下変動はあるものの、過去20年、ほぼ一貫して低下が続いている。アベノミクス以降、
賃金の絶対値は少し上がったが、それ以上に物価上昇が進んでいるので、労働者が実際に使えるお金の額は少なくなっている

実は日本の賃金水準は国際的に見てもかなり低くなっており、日本の平均賃金は35カ国中19位でしかない(OECD調べ)

米国の平均賃金は日本の1.5倍以上もあり、大卒の平均的な初任給も日本の1.5倍から2倍である

欧州各国は経済に余力があるため、低所得者に対する支援が手厚く、相対的貧困率も日本よりもはるかに低い。日本では「低所得者は怠けている」という批判も多いが、
もし日本の低所得者が怠けているというのなら、欧州の低所得者も同様に怠け者ということになるだろう。

欧州の場合には、こうした人たちにも手厚い支援があるので、怠けていても、相応の生活を維持することができる
米国は欧州のような手厚い支援策はないが、それでも人口1人あたりの社会保障費用は日本よりも圧倒的に多い

日本を「豊かな先進国」と見なすのであれば、「終わっている」という投稿主の主張は正しく、
日本を「先進国」とみなさないのであれば、ホリエモンの方が正論ということになるだろう。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000022-zdn_mkt-bus_all&;p=1