「コンビニ人間」は主人公が自分の異質性をほとんど全肯定してしまっているような感じがしました。
おもしろく書けているとは思ったのですが、You're not OK. I'm OK. になってしまったら、
主人公が批判している人たちと同じになってしまうのではないかと。

自分の個性を肯定することと、社会のなかで適度な適応や最低限のスキルが必要であることは別だと思うのですが。

芥川賞発表時に読んだので、記憶間違いがあったらすみません。