未来部育成の聖業   随筆・新 人間革命257

 輝け!創価後継の偉大な太陽

 正義の獅子の心を赫々と伝えよ!


 十九世紀の著名な文化人であるカーライルは、言った。「人間が人間に与える力は無限である」(山崎八郎訳)私も、その通りだと思う。
 人は、生命を触発し合いながら成長する。そして、善き人間の力は、善人をつくる。悪しき人間の力は、悪人をつくってしまう。
 善き人間と人間との関係をもつことが、絶対に必要な法則である。
 わが創価学会は、新しき「人間革命の世紀」を創り、人間と人間との錬磨してゆく団体である。永遠に不滅の仏法を信仰しながら、
 共々に無限の力を具現しながらの最高善の人生行路を歩んでゆく。
 その不滅の人間革命の法理の力を受け継ぐ、若き未来部の師子たちを断固として育ててゆかなければならない。


 今年の四月は、未来部の「希望月間」である。未来部が大事だ。これで将来が決まる。学会創立百年を迎える二〇三〇年を担い、
 世界広布の中核となるのは、まさに今の未来部であることは、まぎれもない事実である。
 その後継の人材育成に奮闘してくださる。「二十一世紀使命会」の皆様、壮年部・婦人部の「育成部長」の皆様、学生部の「進学推進部」の皆様に、私は、心から感謝を捧げたい。