私は若い頃は自分の精神障害に酷く苦しみました。
それによって、社会的地位、昇進、友人、恋人、収入、子供など
現実に得られるものをほとんど失いました。
 私は実家に引きこもったまま高齢の両親に逆に介護されていて
汚らしい中年の精神障害者および身体障害者という、
どうしようもない最底辺の人間である事は自覚しています。
 しかしながら私は悩み苦しんだ末、賢い人との出会いもあり
仏教によって心の平安をとりもどしつつあります。
 そして誰か他人が、私にどんな言葉をあびせかけてこようと
わたしの心の中は大金持ちを自覚してもいるのです。
そのような私を赤の他人たちは狂人を見る目で見るのです。
 なんと滑稽ではないでしょうか?