デリヘル10年間営業の海自1佐を懲戒免職
[2020年3月10日11時2分]
海上自衛隊は10日、兼業の申請をせずに女性向けデリバリーヘルス(派遣型風俗店)を約10年間営業したとして、海上自衛隊の森田哲哉1佐(55)を懲戒免職処分とした。
営業を通じて知り合った女性に、艦艇の出入港情報も漏らしていた。

海自によると、森田1佐は2010年ごろから今年2月ごろにかけ、妻名義で風営法上の許可を得て、インターネット上で女性客を募り、性的サービスをして収入を得るなどしていた。
事実関係を認めている。

河野太郎防衛相は10日の記者会見で「綱紀粛正のための事務次官通達を発出した。国民のみなさまに申し訳なく思う」と述べた。(共同)