人間の(いや全ての生き物たちの)経験する、ありとあらゆる問題すべての悩み苦しみ、大小問わず全てのあらゆるそれは、

生まれた「後になって初めて発生し経験する」という、圧倒的な究極の大前提よ。

つまり、生まれる「前は」、それらの全ての問題は、人間にも他の全ての生き物たちにとっても、「それまでの数百億年ものあいだ、絶対に一つたりとも無かった。」

じゃあ、その代わりに、何があったか? 「全ての生き物たちにとって、一切なんの不足不満のない、完璧な平穏だけ」が悠久としてあった・・。

ただそのままで、もうすでに十二分だったんじゃね? いやむしろ、ずっとそのままで在るべきで、その平穏を勝手に一方的に崩壊させるって、究極の禁忌だったんじゃね?