「読書なんでもスレ」 Part2
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少ししか読んでいないけど
太宰の病みは神経症的
芥川の病みは精神病的に感じます >>433
大野裕
はじめての認知療法 (講談社現代新書)
あたりかな 外国、特に欧米人が書いた認知療法は
日本との文化のズレを感じるときがあるから
最初は日本人が書いた本を読んだ方がいいと思う 私たちは美しい、と呼ぶものをたくさん見ています。持っているかもしれません。
しかしながら、人間にとって一番美しいのは、
"Thank you"「ありがとう」といって死んでいく人の姿、人の顔なのかもしれません。
渡辺和子「愛と励ましの言葉366日」 >>432
太宰が若干感傷的にすぎる(または感傷に誘いすぎる)こころの文学者だとすれば、
芥川は感傷を突き放してあくまで理智的にものを観ようとする境地というかストイックさだろうか
そういう哲学者然とした静態の目で自分の芸術を捉えようとした
でもだからこそ自分が「頭」からダメになるのが人一倍恐かったかもしれないなぁ
>>434
的確におもえます
太宰は世間での生きづらさに苦しむこころの病
芥川は悪魔的なものに魅せられた(とりつかれた?)脳の病
自分には芥川のほうが不可解かなぁ、太宰のほうがよくわかる
でもだからこそ太宰はあまり好きになれない… 「嫉妬」という厄介な感情の正体――人は“自分と似ているライバル”を攻撃する
https://bunshun.jp/articles/-/38653?utm_source=morning-mail&utm_medium=email&utm_campaign=2020-06-30 >>433
文字を読むのがしんどい病状なら、イラストや漫画も入っている次の本もいい。
「図解 やさしくわかる認知行動療法」貝谷 久宣, 福井 至 芥川賞に対抗して新潮社が創設したのが三島賞というのは納得できる。
芥川龍之介と同質の作家なら、対抗できる名前が見つからない。
そのころ日本人としてノーベル文学賞作家は川端康成だけだった。
しかし個性的な作家という点では、川端では芥川よりインパクトが弱い感じがする。
そこで異質の個性として際立つ三島由紀夫を賞の冠にしたのは、成功していると思う。 『マイノリティーの拳 世界チャンピオンの光と闇』を読みはじめた。
アメリカで黒人やヒスパニックがどれほど悲惨な社会的弱者であるか。
「(ゲットーで育って)赤貧生活で飢えを感じるなか、若い男の子は犯罪に手を染めるか、
ボクシンググローブを嵌めるか、選択肢は二つしかないんだよ」
マイク・タイソンが躁鬱病なのは知らなかった。 >>442ですが、そういえば既に川端康成文学賞はありましたね。失礼しました。 どれだけ数多くの人に知られているか
世界的な知名度で言えば
日本人作家として史上ナンバー1は村上春樹では?
いつか村上春樹文学賞もできるんだろうな 日本国籍ではないけど最近カズオ・イシグロが受賞したから
ノーベル文学賞の日本人枠は当分ないかも >>447
ですよね
春樹氏も71歳
結局、受賞できずに天寿を全うするかも 自分と「すなおに」出会えた人のみが、
他人ともまた、すなおに出会うことができ、
その出会いから多くを学ぶことができるのです。
渡辺和子「愛と励ましの言葉366日」 高圧的な男性、ハラスメントが横行するバラエティ番組……金原ひとみがパリから帰国して感じた“閉塞感”
https://bunshun.jp/articles/-/38658?utm_source=morning-mail&utm_medium=email&utm_campaign=2020-07-01 >>444
そういや川端康成も自殺してるね
彼は80代になってからだったような
芥川と仲良かったみたいだし、その自殺が辛かったことも一因って何かで見たな >>453
愛弟子の三島も自決しましたしね。
それから二年ぐらい?で川端は自殺したんですよね。 >>450
英語・フランス語・中国語が話せる友人がいて社交関係も国際色豊かでした
その彼女がよく言ってたのが
「日本の女性は外国人の男性に人気があるのに
日本の男性は外国人の女性に全然人気がない」 それぁどういうことなんでしょうね
こないだ見た「チコちゃんに叱られる」では大学の先生の奥さんがフランス人で大層自慢げだったものだが 大学の先生でフランス人の女性と結婚できるような男性は
高圧的でもハラスメントしたりもしないんでしょうね どっちかっていうと逆だと思うよ
向こうからみると日本人は子供っぽいんだろう体型はヒョロいのが多いし性格も控えめで男らしい感じはしないと思うし 日本の縦社会文化が染み付いた世代は
自分が優位に立てる相手へ無作法に高圧的になる人が
割合的にけっこういるかもしれません
あるアメリカ人が「日本にもカーストがある」と驚いてました 日本人の男はロリコンで電車で痴漢を働き
大人なのに自分で飯を作れず育児を妻まかせ そして相手が自分より上だと媚びへつらい
自分より下だと思いっ切り無礼な言動をする 『マイノリティーの拳 世界チャンピオンの光と闇』
何年も何年も必死にトレーニングをして這い上がり、世界チャンピオンになる。
しかし黒人やヒスパニックのボクサーの多くは貧困から抜け出せない。
「ウィザスプーンは世界ヘビー級チャンピオンとなりながらも、自らが潤うことはなく、
徹底して(プロモーターの)キングに搾取された。毎回毎回、ファイトマネーの50%以上、
時には90%以上もの金額をピンハネされる」
「確かに、チャンピオンになったけれど、結局オレは、奴隷に過ぎなかったのさ。
搾取されて搾取されて、一体誰のために闘ったのか分からないぜ」 百田尚樹が書いた世界チャンピオンたちの本が売れているらしいけど、
またWikipediaや資料本を読んだだけで書いたんじゃないかな?
『マイノリティーの拳 世界チャンピオンの光と闇』の著者・林壮一はアメリカに10年住み、
実際に元チャンピオンたちの現役時や引退後にも長い年月をかけて取材している。
おたがいの家族の話までしてクリスマスカードをやりとりしたりいっしょに野球観戦するなど、
深い人間関係を築いているからこそ聞ける本音が、マイノリティーボクサーの人生の悲哀を描き出している。 『マイノリティーの拳 世界チャンピオンの光と闇』は4章のうち、3章まで読んだ。
残りの章は、ジョージ・フォアマン。
引退後10年のブランクを経てカムバックし、
そこから7年半かかって再び45歳9カ月で世界チャンピオンに返り咲いた。
伝記を読んだことはあるが、
著者の林壮一がフォアマンからどんな話を聞き出しているのか楽しみ。 どんないいことをしても、どんな説教をしても、
お金を全部寄付しても、誰かのために死んだとしても、
愛がなければ無に等しい。
反対に、もし愛があればどんな小さなこともすばらしいことになる。
渡辺和子「愛と励ましの言葉366日」 >>450
店員さんに対して偉そうな態度をとる人を軽蔑する
店員さんがいるおかげで自分たちの生活が成り立っている
どんな職業の人も欠けたら世の中が困る
というようなことを朝倉未来が著書で書いていました
いまの状況で改めて実感します 「仕事で急いでいるから早くしてください」と無茶ブリしてくる客にも苦労した
ほかのコンビニ行ってください、と思った おれの望み通りに動け!
と言ってくるおっさんって
いったいどんな育てられ方をして
どんな育ち方をしたんだろう?
入園前の幼児と同じじゃん 午後から雨の予報なので
これから図書館に行って本を借りてきます 図書館に行ってきました
やっと「熱源」が届いた
税込みで二千円を超える本なので助かります 『ウツボカズラの甘い息』を読んだ。おもしろかった
映画『96時間』みたいに、刑事が細い糸をたぐって真犯人を徐々にあばいていくのが気持ちよかった 『マイノリティーの拳 世界チャンピオンの光と闇』読了。
黒人はオリンピックの金メダリストになっても白人が入るレストランから罵倒されて追い出された時代に、
モハメッド・アリは「俺にはベトナム人を殺す理由などない」と徴兵拒否した。
世界チャンピオンのベルトを剥奪され、無敗のままリングを降ろされても、自分の信念を貫きとおす。
アメリカという国家と闘い、最終的に無罪を勝ちとる。
3年7カ月のブランクを経て、リングに復帰。
そして3年7カ月かかって、再び世界チャンピオンとなる。
モハメッド・アリはやはり別格のGREATESTだと思った。 ジョージ・フォアマンもすごい。
引退後は、恵まれない人たちを支えるべく牧師に転身し、教会を設立。
教会が経済難から継続危機に陥ったとき、自分を頼ってくる人たちを支え続けるためにと37歳にしてリングへのカムバックを決意。
10年のブランクを経て、37歳10カ月で試合のリングに立つ。
老いぼれと周囲の嘲笑を浴びても、8年ちかくかかって、45歳9カ月で世界タイトルに返り咲く。 フォアマンは言う。
「人生を変えるチャンスは、行動を起こした者しか掴めないんだ。
まずは目標を定めて、全力でぶつかってみる。
負けることだって当然あるよ。
でも、ベストを尽くした人間というのは"何か"を得ている筈さ。
それがいつか、勝利につながると私は思っている」
マービン・ハグラーという伝説の元チャンピオンも言う。
「人間には、各々の生き方がある筈だ。
まず『己が何者なのか』を把握しなければいけない。
適した道、夢、目標、それを達成するために何が必要であるかを解することが肝心なんだ。
(中略)諦めずに希望に向かって努力を続けていたら、いつか明かりが見える来るものだよ」 自分ひとりではできない。他人の力も必要だ。
ジョージ・フォアマンのトレーナーは言う。
「ジョージは"耳"を持っていた。
人の言葉を聞く、そして、理解する耳を」
ハグラーは言う。
「諦めずに自らの目標に向かって努力していたら、いつか何かが起こるもんさ。
昔、トレーナーに言われたよ。『お前がキューキュー軋む音を立てて車を走らせていたら、
きっと誰かがオイルを入れに助けに来てくれる。人生とは、そういうもんだ』
本当にそうさ。でも、いい事を待つだけで、何もしない者のところに幸せは来ない」 スペースを考えて紙本じゃなくて
kindleで本DLしているけれど、積み本ばかりになっているわ・・・ 電子書籍は買いすぎるし積みすぎてしまうからできるだけ買わないようにしてる
パラパラ読みたい本だけにとどめている >>474-477
アスリートは人生をかけた、黒人差別と闘うために。モハメド・アリや伝説の表彰台抗議が紡いだ闘いの記録
国歌斉唱での起立を拒否したコリン・キャパニック氏だけじゃない。声をあげたアスリートの闘いを振り返る。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ef41a39c5b643f5b22f1fda??ncid=newsltjphpmgnews >>470
他者とまともな人間関係を持ってこなかったんでしょうね >>482
韓国は日本より先に社会全体が行き詰まった
同じコースを走らされている日本人も早く気づいてラットレースから降りないと
いつまでたっても自分の人生を楽しめない >>484
耳が痛いですね
私も他者とまともな人間関係作れたためしがありません >>485
日本はアメリカの弟子みたいな感じなのに、何でこうなってしまったんだろうな。
アメリカのこういうエッセイも見てみたいな。
「ちまたではパーティーに勤しんでいるが、私はそんなものには参加しない」みたいな文章があるんかな バルガス・リョサ『若い小説家に宛てた手紙』を読んでいる。
表面的な小説技法ではなく、小説技巧の背景にある空間・世界観や時間・歴史観などを構造的に分析し、
その技巧の効果を深く洞察したような文学論になっている。
実作経験やスペイン語文法の初歩的知識がないと理解しづらい部分もある。
やや難解だが刺激的で、例に挙げて解説されている名作の数々を読んでみたくなる。 >>478
図書館で予約した
8月末ぐらいには回ってくるかな? ファントムピークス(愛称ファンピー)というパニックエンタメ小説を読んでる
装丁カバーの熱烈な宣伝コピーに釣られてとりあえず買ってみたがこれは当たりだったかも
面白くてほどよい緊張と共にぐいぐい読みすすめられる
作者の北林さんは才能を惜しまれつつ早逝したとか 「熱源」を読みはじめた
硬い歴史小説かと思っていたら
ロマンティックな導入部に引き込まれた
ストーリーテリングが巧い
重厚なのに読みやすい >>461
>>462
>> 470
男はみんな敵 山口達也に襲われた女子高生をセカンドレイプしてた女性達のうち何人かが
「私は電車で痴漢されたことがあるけど自分が悪いと反省したのに」
「セクハラでキスなんて私もされる。
よくあること」と言っていて、性被害が溢れる現状を受け入れてしまってる女性達の闇を感じた。 山口達也は躁鬱病だったから
あんなことしたのは病のせいという弁護もあったが
双極性障害の人がみんな性犯罪を犯すわけではない 性犯罪は究極の>>462
女性が婦人警官や格闘家とかだったらやらない 石野真子にDVしまくって離婚した長渕剛が
再婚して志穂美悦子に殴りかかったら
極真空手経験者の志穂美にやり返されて
これは勝てないと手を出さなくなった
そして大金を積んで道場まで建てて寄付して極真に特別待遇で入れてもらい
手取り足取り教えてもらって強くなって
アシスタントディレクターとか殴っている
男だね なぜ、それが無罪なのか!? 性被害を軽視する日本の司法 (ディスカヴァー携書) >>496
精神障害者に迷惑
性犯罪者山口達也は去勢しろ >>497
山口達也は未成年の女子高校生を襲った
卑劣 読んでないので内容は知らないが
こういうタイトルの本がベストセラー上位に来る風潮が
なんとなく怖い
https://i.imgur.com/u9vCN1R.jpg この板のどこかで紹介されていた『エクソダス症候群』を読みました 『若い小説家に宛てた手紙』読了。
最後の締めくくりに書かれていたのは、
「‥‥なぜなら批評というのは、理性と知性を用いて行うものであるのに対して、文学的創造にはそうした要因以外に、直観、感受性、洞察力、それに偶然までもが決定的な形で作用しており、そうしたものはつねに批評的研究のこの上もなく細かな網目から逃れて行くものだからです。ですから、他人に創作法を教えることなどできません。できるのはせいぜい文章の書き方や本の読み方を教えることぐらいのものです。
親愛なる友よ、私が小説の形式に関してこれまで手紙に書いてきたことはきれいきっぱり忘れて、まずは思い切って小説を書きはじめてください。そう申し上げて筆を置きます。
幸運を祈ります。」 「熱源」を半分読み終えた
前にどなたかがレスしていたとおり
トンコリの音色の描写がすばらしい
天国の音楽が聞こえてくるよう 『不安・恐れ・心配から自由になるマインドフルネス・ワークブック
――豊かな人生を築くためのアクセプタンス&コミットメント・セラピー』(明石書店)
セルフワークブックなのだけどワークのボリュームが多くて、全部やり終えるには早くても1年はかかると思う。
自分は5分の1ぐらいで放り出してしまった。 『不安・恐れ・心配から自由になるマインドフルネス・ワークブック
――豊かな人生を築くためのアクセプタンス&コミットメント・セラピー』(明石書店)
しかし、書かれているアクセプタンス&コミットメント・セラピー=ACTの考え方はとても役に立った。
悩みや不安に立ち止まって囚われているのではなく、悩みや不安をかかえながらも行きたい望みの方角へ歩いて自分の人生を生きていく。
自分の墓銘に自分がどう生きたかを刻むとしたら、どんな文章にしたいか?というのも、自分がどう生きたいか?を考えるきっかけになりました。
3,000円以上する本なので、読んでみるなら図書館で借りるか中古で買うのをおすすめ。 井上尚弥の本を読んだとき幼少のころからのトレーナーである父親が語っていた
「(尚弥のことを)簡単に天才などと言わないで欲しい」
「1つのことをマスターするのに何万回、何十万回、時にはもっと繰り返して、1つずつ努力して身に付けてきた。その積み重ねで20年。そして今も努力を続け試行錯誤しながら新しいことを何度も何度も繰り返して一つ一つ身に付けていってる。簡単に天才などと言わないで欲しい」 >>516
簡単に自分を変えられる魔法の杖は無いんだね 夢中になれるってのは
過去でも未来でもなく
今に没頭して生きているから いくら自分を信じろって言葉が横行しても凡庸の徒には限界ってもんがありますわ
こういうと各人には各人それぞれの限界まで努力するだけって言われそうだけど 好きなことなら継続できるんじゃない?
嫌々していること、他人からやらされていることは続かないだろうけど 自分の人生を自分が引き受けていく覚悟の度合いとかも違うんだろうな 努力だけでは成し遂げられないものがあるが
努力なしでも成し遂げられないものもあると言いたいのでは
>>516 天才とか凡人とかレッテルを貼ってしまったらそこで思考が終わってしまい
何も学べなくなってしまう
それも一つの選択なんだけど 山口くんはハニートラップにハマっただけ
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