『コロナ後の世界』読了。
最終章はポール・クルーグマン。
経済学だからか現状分析と予測の話がメインとなり、『コロナ後の世界』というテーマによく当てはまっていた。
「安倍首相の政策には一貫性が見られません」と、かなり厳しい意見を具体的に羅列している。
「日本経済にとって、やはり最大の懸念材料だったのは、2019年9月に行われた消費税率の引き上げです。
はっきり言って増税はすべきではありませんでした。
その悪影響が心配ですが、パンデミックによって状況はさらに悪化しています」
「早すぎる経済活動の再開は、かえってダメージを大きくするだけです」
その他、トランプ大統領やECなどグローバルな視野で語っている。