『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』読了。
「暴力的ではないコミュニケーション 命を大切にする言葉づかい」、根底に必要なのは相手への敬意。
一人ひとりがどんな人生を送ってきて、いまどんな環境にいるのかわからない。
知らないのにわかりきったものとして決めつけるのは高慢な独善。
相手を理解するために的確な質問をし、自分の感情が動いているときは自分が何を欲しているのかを見つめ、
必要ならぱ自分の「真の」欲求を適切な形で相手に伝える。
そして、相手を否定し攻撃するのではなく、共感し、つながり、おたがいにプラスとなるような解決へと話を進めていく。
多くの例が挙げられて説明されてるが、当然一度読んだぐらいでは身につけられないでしょう。
NVCが、人種のるつぼアメリカから生まれたのは納得できる。
自分とは大きく異なるタイプの他者とともにどう生きていくか?という問題は、日本よりもはるかに大きいだろうから。