あの・・・反出生ってさ、反出生ね。

完璧すぎじゃね? マジでガチで、全方位どの角度からどう考えてもさ、完全無欠なんだが。

どっか不備の穴がないかなって、ナタもアンナタも双方の主張をほぼ全て分析してきたけどさ、知れば知るほど、全くもって完全無欠なんよ。

産まない・生まれないというだけで、すでに、必要なものは全て満たされ尽くしている。それ以上は、もう明らかに不要。
いやむしろ、不要どころか、まるでわざわざ大借金を支払いますという契約をして、とんでもなく巨大な害悪を購入してる(させられてる)かのようだ。

実に、奇妙な気分。なにか、今までとんでもなく超壮大な勘違いを、映画のスクリーンを現実だと思い込むかのように、まんまと乗せられてきたような気分だ。