>>449
昔読んだ「精神科医はいらない」(下田治美)という本に精神科医が100人いればそのうちの1人は必ず統合失調症である、という趣旨のエピソードがありました(当時はまだ精神分裂病という病名でしたが)
まさかお医者さんが、と思うだろうが医師だからといって例外ではないと
下田治美さんが、精神病院の医師が詳しくはわからないがなんらかの精神病のためろくに仕事をしなくなったため転院することになった入院患者の女友達と仮退院祝いに温泉旅行に行って、効いてない薬を「しょうがないから、のむのよ」と無力感を漂わせながら飲む様子を描写しています
エッセイともルポルタージュともとれる本でした