ひりひりと 傷口に しみて眠れなかったよ

泣きっ面にしょんぺん ひっかけられた夜 

薄情な男だと 夜を1枚 ひんめくりゃ 

ぐずぐずしてちゃいけねえと 照れずに思えた

つまらぬ こだわりは 身を縮めるだけだった

ほんの一瞬でも お前を愛せて よかった

枯れ果ててしまっても ぬくもりだけは残ったよ

妙に悲しくて 潔くて ほんとに気持ちよかったよ

りんりんと鳴きながら はじけて飛んだけど

もっとおれはおれで ありますように

いったい おれたちは ノッペリとした都会の空で

いくつのしゃぼん玉を うちあげるのだろう・・・・・・・


きしりきしりと 横っ腹が 痛かった

馬鹿っ面ぶらさげて 上等だと開き直った

人生が少しだけ うるさくなってきたけど

逃げ場所のない覚悟が 夢に変わった

帰りたいけど 帰れない 戻りたいけど 戻れない

そう考えたら俺も 涙がでてきたよ

くじけないで 嘆かないで 

うらまないで飛ばそうよ あのとき 笑って作った

しゃぼん玉のように

りんりんと鳴きながら はじけて飛んだけど

もっとおれはおれで ありますように

いったい俺たちは ノッペリとした都会の空に

いくつのしゃぼん玉を うちあげるのだろう



りんりんと鳴きながら はじけて飛んだけど

もっと君は君で ありますように

いったい俺たちは ノッペリとした都会の空に

いくつのしゃぼん玉を うちあげるのだろう・・・・・・・・・・