また記憶違いしておる。それがオメーの歴史操作、改ざんとする正体ら。
チェロ弾きのおねーちゃんは前の前の女じゃ。
まぁ美形で、優雅な人であった。が、消費行動しか出来ぬ女であった。
「何かメシ作ってくれ」「手をケガしたらどーするの!」という具合で、
家の者らも「嫁にはなぁ」とゆー感じであったのじゃ。
結婚したのは影が苦手らった関西弁喋る田舎娘で、楽器もできず、
英語も話せん、ただし料理は極めて上手く、ニコニコ愛想いい女じゃ。
エヴァンゲリオンのモノ真似やる稲垣早希の生き写しら。
驚いたのはなー、初めて家に連れてきた時、「お嫁さん連れてきたね」と親が言う
たのじゃ。
「あれは会社で経理見てもらおーと口説いているのじゃ。」
「あなた、あの娘と結婚するわよ」「何わけわからんコトぉ」結果、結婚しとる。
「あの娘が部屋に入って来た瞬間に、ウチのお嫁さん」と思ったとゆーのじゃ。
影も嫁も、結婚するコトになろーとは、一切、思ってない段階でじゃ。
こーゆーのを超能力と言うんらろが。
チェロ弾きのおねーちゃんと違って、周囲も酷く気に入り、あれこれでいつの間にか
結婚じゃ。
それでも影は結婚が面倒、怖くて、何度も逃亡して発見されるとゆー悪夢を見た。
結婚なんか、まだまだする気無かったからじゃ。