CBR250Rのレース用はハンドシフターなるものが左ハンドルに付いてる。
スイッチを押すと点火を止めるとかして出力を絞り、
その隙にシフトレバーで変速する仕組みらしい。
シフトレバー連動はレギュレーションで禁止らしい。
そこまでやるなら、DCTみたいにスイッチポンで変速しちゃえば
CVTとかユニットスイングを無くしちゃえるのに。

小排気量でも、普通の湿式多板のシングルクラッチをベースにATバイクを作れば、
バネ下にエンジンとミッションとマフラーと補機類など重量物をぶら下げる
旧来のスクーターの型に拘る理由は消えて、走行性能は飛躍的に向上する。
しかも10速くらいに多段化して、0.1秒で自動変速できたら違和感も無さそう。
空ぶかししたかったら、クラッチレバーを握る代わりに
クラッチを切るスイッチを押すとか。
フォルツァとCBRやCRFが兄弟車になるかもね。
ミッションは各排気量に1種類あれば、全ての車種で共有出来るかも。
リアがロックしたら、勝手に瞬時にクラッチを切って欲しいなあ。

実はヤマハはFJRでYCC-Sを2006年からやってるし、Y.C.A.T.もある。
スズキは新型ハヤブサにATが有るらしいし、軽自動車ではMTベースのAGSをやってる。
ホンダはDCTだけど、安くて軽い小排気量に対応するには、
重く高価なDCTでは厳しい。
アフリカツインの場合、DCT車は11万円、10kgのプラス。

さて、ホンダはATバイク本格普及で下剋上を食らうのか?