>>951さん。

純正(および製造元さんがホンダ発注品とは別色のコーティングで「用品販売」している)高価なスクリーンは、ポリカーボネイト製で非常に頑丈です。

一般的にポリカーボネイトは傷に弱いのですが、表面に特殊なハードコーティングが行われていますので、とても長持ちします。

また純正は破損に対する強度も申し分ないです。
私はジャイロをメインに扱うバイク屋なので、在庫車両の整備で取り外した不要な(純正)スクリーンは、廃棄前になるべくコンパクトにしようと心がけています。

このとき折り曲げて踏んで割ろうと思ったのですが、ほぼ180度まで曲げでも割れなかった時には驚きました。
ハンマーでブン殴っても割れませんでした。
強度は、劣化具合やコンディションにもよるので一概には言えないと思いますが、純正はさすが純正だな、と思いました。

 
安いスクリーンは恐らくアクリル製で、コーティング等も無いようなので確かに傷は付きやすいと思います。

しかし逆に言えばコーティングが無いため、表面的な傷はコンパウンドなどで磨けばきれいに出来ます。

しかし問題はおっしゃるとおりの変色や、内部の微細な歪みです。
一年〜二年程使用した後に経年劣化し始め、スクリーン内部に微細なヒビのような歪みが無数に現れると思います。

これは紫外線などが原因かと思います。
この歪みは内部のモノなのでコンパウンドなどで磨いても取れません。
変色も内部から(も)発生するので、磨いてもとれない場合が殆どです。

なお内部の微細な歪みが出始めると、夜間走行時などに街灯や対向車のヘッドライトで無数の乱反射が起き、スクリーンが真っ白に光ったようになります。
このとき前方視界が一瞬ゼロになる様に感じますので要注意です。