>>954
決めつけるよ。
昨今流行りの「そんなの個人の自由だろ」「多様な価値観を認めろ」という類の言説は甘ったれた欺瞞でしかない。
何かを選び取るという行為は、それに纏わる一元的で排他的な価値観を受け入れて己を縛るということだ。

機械の仕様構造には必ず目的や必然性がある。
内燃機関の歴史の中で、
直四もDOHCも馬力を稼ぐ為、回す為に捻くり出されたグロテスクな異形だ。
ならばその目的を蔑ろにする行為はブツに対する冒涜でしかない。
せわしなく回し続ける荒涼殺伐たる走り方だけがこのエンジン形式に値する。


そうでない走り方がしたければそれに相応しい形式を選ぶべきだろう。
この世には単気筒も二気筒も小排気量も在る。
思いや価値観と現物とを結び付ける回路には自由など存在しない。
必然の制約があるだけだ。