【お先見】今シーズンのイチ押し!ダークで骨太な犯罪ミステリー『エイリアニスト』
https://dramanavi.net/hot/2018/04/post-161.php

このドラマの舞台となるのは1896年ニューヨーク。男娼が大鉄橋のてっぺんで惨殺される事件が起きる。
精神科医ラズロ・クライズラー(ダニエル・ブリュール)は、噂を聞きつけ、友人で大手新聞社イラストレーターのジョン(ルーク・エヴァンス)を現場に送り込み遺体の様子を細かに描写させる。
(注釈:写真が発明されてまだ間もなかった当時は、簡単に持ち歩けるカメラがまだ存在しなかったので現場では優秀なイラストレーターが重宝された)
19世紀の精神医学は一般人にとってはまだまだ未知のもので、「人間はハート(心臓)でものごとを考える」などという考え方がまだまだ横行していた時代だ。
クライズラーの専門だった行動心理学、特に犯罪心理学の分野に及んでは先駆け過ぎて、世間ではまがい物扱いされていた。
八つ裂きにされた犠牲者のイラストを見たクライズラーは、その猟奇さから普通の殺人事件とは異なると判断するのだった。
そんな矢先にまたもや、売春宿から誘い出された少年が無残な姿で発見される。それもまた高所、ビルのてっぺんである。
売春少年と高所での惨殺...。この2点は一体どういうつながりがあるのか?