個人的にcbで良かった所
・明が了にとって特別だと納得し得るエピソードの追加や、性格描写
・人間の善性の象徴となる美樹の描き方
・太郎の悪魔化に端を発する牧村家の悲劇
・唐突感のないカイムの「シレーヌ、血まみれでも君は美しい」
・明や美樹の想いが無駄でなかったと感じさせるラスト

判断に迷う点
・ミーコのコンプレック周り(単独では好きだが、デビルマンとして必要かと言われると悩む)
・絵柄(迫力があるといえばあるものの、ギャグに見えてしまう所もしばしば)

良くなかった点
・無意味に過剰なエロス
・間延びした前半中盤部分
・記者、いらない
・了の所に向かっていたと思ったら美樹の下へUターンするなど、唐突感のある展開

原作は既読
原作とcbならどちらかと言えばcbの方が好き
幼少期の描写、バトンなどの抽象表現、絶望だけでないラストなどが好みと合致したので
ただ減点方式で採点したら、割ときつい評価になる作品という気もする