このアニメのタロウは「肉が食いたい」という欲求に歯止めをかけられず自分の母親まで食ってしまうモンスターとして描かれてるからな
当然他の人間も食うことが予想されるのに身内だからかばうという態度に出るのであれば攻撃されてもしかたないことになる

原作では良識ある人間の代表として葛藤し決断する重要なポジションにいた牧村父も、タロウの怪物化に頭を抱えるだけでなんの決断もできない愚物に改変されてがっかりだったよ
デビルマンという存在を理性で欲求を抑えられない怪物に改変したのだから、苦渋の選択でも自分で答えを出す牧村父を描こうと思わなかったのかね?
思考停止したまま部外者に殺されるキャラではあの場に居合わせた意味もなく、ただただ薄っぺらなお涙頂シーンだった