何気に好きなセリフ

当時のナナオを知る者達の証言にいくつか不自然な所があったため、引っかかった43例を検証した結果、必ずナナオを賞賛する傾向が認められました。
これは強制認識言語プログラムによる傾向かと思われます。
しかもその中で語られるナナオの人物像は、微妙ではありますが一人称を成しておらず、何人かの人格を合成して作ったものである事が判明。
なのに証言内容自体は一人称的文体をなし、にもかかわらず証言者達は一様に、ナナオの写真をナナオ・A本人だと断言している。
これは明らかに作られた記憶、いや、上書きされた記録と言えます。