見終えた感想は人間ドラマがよく出来ていること。

風呂敷を広げて謎を放り投げるっていうのは
SFや超常現象物でよくあるオチで許せる範囲。

ただ、最後の整合性がとれていない点が気になった、
両親だけ死亡して、赤児は燃やさずに生かされている。
あれのせいで生き残る方法や場合があるっていう事実が出来てしまい、
これまでの告知行為とその衝撃がとても軽いものになってしまう。

「両親は庇おうとするが歯が立たずに重症を負う、
   赤児は告知通りにちゃんと燃やされてあの世へ行く」
こうすれば続編も期待できたのに…。
赤児が生き延びたせいで告知が軽くなった。