アラド大陸に冒険者がたむろするようになってちょうど7年目というころ、ヘドンマイヤには空前のビンゴブームが訪れていた

「なんだ?どいつもこいつも数字が書いてある紙とにらめっこしてやがる」
「やや、インファ殿ご存知ないのでござるか?今流行りのビンゴというやつでござるよ」
インファはもともと流行に疎い上にビンゴが何かを知らなかったので豆腐はいちから教えることとなり、全てを理解させるのはなかなか骨の折れる作業だった

「・・・というわけで、当たった数字が並ぶと景品が貰えるのでござるよ」
なんとか一通り教え終わるとインファはなるほどなと言いセリアからビンゴの紙を貰って戻ってきた
「さっそくやってみるぜ」
「拙者もやってみるでござる」


数分後、そこには対象的な両者の姿があった

「インファ殿・・・」
早々にビンゴを取り景品を抱える豆腐
「当たらねえ・・・どうなってんだ」
一方インファはまったく数字が当たらず硬く握られた拳がインファの怒りを表していた

すると突然立ち上がり素早く豆腐の背後を取るインファ
同時に豆腐の服が弾け飛ぶ
「インファ殿!?な、なにを」
するでござるか!? と続ける間に裸の豆腐は背中を押され地面に四つん這いにさせられる
一糸まとわぬ豆腐の尻、そして存在感を放つ不浄の穴があたかもインファに捧げられるような格好であらわにされている
インファはおもむろに自分のビンゴの紙の穴を豆腐のそれとぴったり重ねる
「よしこれなら上がれそうだぜ」
そういうとインファの雄々しいビンゴが豆腐の怯えるビンゴをロックオンした

豆腐とインファ、ふたりきりのビンゴ大会が今、はじまる