ポケモンGO 警視庁改善要請
09月21日 12時05分
今週、東京のお台場にスマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」の
珍しいキャラクターが出現し、それを捕まえようと集まった大勢の人が車道に飛び出したり
信号無視をしたりして警察官が出動する事態となりました。
これを受け警視庁は、ゲームの運営会社側と協議し改善を求めました。

日曜日だった今月18日の午後、東京・港区のお台場を管轄する警視庁東京湾岸警察署に
「道路上に人があふれ危険だ」などといった、110番通報が相次ぎました。

パトカーが急行すると、スマートフォンを手にもった人など数百人が集まっていて、
現場で撮影された動画には警察官の注意を無視するように車道に飛び出したり、
信号無視をしたりする状況が映されています。

当時、現場にいた人によりますと「ラプラス」という「ポケモンGO」の珍しいキャラクターが
付近に出現し、それを捕まえようと大勢の人が熱中し、異様な雰囲気だったということです。

これを受けて東京湾岸警察署は20日、ゲームの運営会社側を呼んで協議し、
キャラクターの出現場所の設定などの改善を求めました。

ポケモンGOの運営会社は、NHKの取材に対し「プレイヤーの皆様には安全に楽しんで
頂くよう注意喚起を行っており安全対策について引き続き努力して参ります」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160921/5863781.html